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日本のユーフォニアムの歴史
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日本におけるユーフォニアムの歴史は、明治3年(1870年)に英国よりユーホーニオンが到着した事により始まります。明治5年(1872年)には陸海軍が分離され、海軍音楽隊はドイツ式教育、陸軍音楽隊はフランス式教育を導入しました。 ユーフォニアムに相当するパートに関しては、どちらも主にフランス式の楽器が使われましたが、海軍では「ユーフォニオン、バリトン」、陸軍では「プチバス(小バス)」の名称で呼ばれていました。 第二次世界大戦敗戦以降は米国より導入されたスクールバンドの普及により、日本においては名称は「ユーフォニアム(ユーフォニウム)」が定着し、楽器も現在のピストン式ユーフォニアムが一般的になりました。 プロとしてのユーフォニアム奏者が活躍するのは、おおよそ1960年代からです。その後、ユーフォニアム部門のコンクール開催や海外演奏家の来日等により、専門家としての能力と指導力を身につけたユーフォニアム奏者達のレベルの向上によって、演奏者人口そのものも増加してきます。 そして1990年代後半ごろには日本のほとんどの音楽大学においてユーフォニアムの専門家が講師として赴任し、現在では、日本の演奏家が国外での活躍を見せ始め、国内外で専門的に活動を行う演奏家の数は過去最大になっています。 また、ソロだけでなく、ユーフォニアムだけの小編成から大編成にいたるアンサンブルの登場と、その演奏編成も多様化しています。 |
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