【テウニス・ファン・デル・ズヴァルト(ナチュラルホルン)】 キャリアの初期からナチュラルホルンを世界に広めることに努める多彩な音楽家である。 15年間にわたりフライブルク・バロックオーケストラの首席を務め、18世紀管弦楽団の奏者としても活躍しており、ソリストとして両オーケストラに関わっている。モーツァルトのホルン協奏曲(全曲)をグロッサ、ハルモニアムンディ両レーベルからリリースしている他、リベラクラシカ(鈴木秀美指揮)とハイドンのホルン協奏曲、2007年12月にはケルン古楽アカデミーとフェルディナン・リースの2つのホルンのための協奏曲、2008年にはヴァイオリンのイザベル・ファウスト、ピアニストのアレクサンダー・メルニコフとブラームスのホルントリオを録音している。 また、アムステルダム・バロック・オーケストラ、シャンゼリゼ劇場管、ベルリン古楽アカデミー、コレギウム・ボッカーレ(ゲント)等とレコーディングを行っている。 ソリストとして上記のオーケストラでフランス・ブリュッヘン、フィリップ・ヘレヴェッヘ、アイヴォー・ボルトン、ルネ・ヤーコブス等と共演。教育活動ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本のフェスティバルで講師を務める他、室内楽を含む様々なコンサートでソリストとして活動している。 現在、アムステルダム音楽院、王立ハーグ音楽院古楽科の教授。 両音楽院のコーラスやオーケストラの指揮者も務めている他、オランダ・ヘイローの音楽フェスティバルの監督を務めている。(東京芸術劇場HPより)