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はじめてのオーケストラ


暗譜のコツ


 暗譜というのは楽譜に書かれている音符のすべてを記憶することです。
 プロの演奏家のコンサートでも楽譜を見ながら弾いている人もいます。伴奏ピアノならまだしもピアノのソロ曲でも楽譜を目の前に置いて(見ていないのかも知れないが)弾いている演奏者をみかけると、暗譜も出来てないような曲を弾くの・・などと思ってしまいます・・。きっとその奏者は暗譜が大変苦手な方と思うようにしていますが・・。

 暗譜は「苦労せず暗譜できちゃうんです」というような人や、「暗譜はすごく苦手」という人もいます。そこで暗譜にはコツがあるのかしら、ということですが、これ!という決定的なものはないようです。暗譜の方法として指揮者の故岩城宏之さんはピアニストのルービンシュタインから「目の中にフォトコピーすればもっとも確実に覚えられる」とアドバイスされ、本番のときは頭の中でこの架空の画面を次々とめくりながら指揮をしていったそうです。
弾き込むことで頭ではなく指で覚えていくタイプの人もいれば、和声進行なども理解しながら頭で覚えていくタイプや、楽譜そのものが写真のように見えている、なんていう人もいます。
また、将棋の羽生善治さんも、将棋の盤面をわずか3秒で覚えられるそうですから、できる人には本当にできるのでしょう。しかし、できない人には難しい作業なのかもしれません。

 では、一般的には、どのような方法で暗譜をしているのでしょうか。
 それは、多くの方々が体験されているように、とにかく練習して体で覚えるという方法です。ピアノ演奏では、譜面を見ながら、繰り返し、繰り返し弾く。何度も何度も繰り返しているうちに、指が流れを覚えて勝手に次の鍵盤へ動くようになり、自然と譜面を見なくても弾けるようになっていくというわけです。
ただ、指で覚えさせた場合には、途中で指が止まってしまった場合、復帰がむずかしいということがありますので、それを防ぐためには、いくつかに分割して、どの部分からでも弾き始めが出来るようにしておくことが必要でしょう。

 また、写譜して、つまり楽譜を書いて頭にいれるという方法も有効です。作業としてはかなり時間もかかり面倒なことですが、これは単に暗譜だけではなく曲の構成などを選り深く理解するにも役立ちます。注意深く楽譜を見ながら書く事で自然に頭に入って来ます。

 いずれにしても殆どの人々は努力を重ねて暗譜する方法しかないということでしょうか。


棒を振る人生 指揮者は時間を彫刻する (PHP文庫)
 


 










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