レオニド・コルキン Leonid Korkin
(トランペット/ピッコロトランペット/コルネット/フリューゲルホルン)
サンクトペテルブルグ生まれ。リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルグ音楽院でトランペットを専攻し、数々の名音楽家を輩出したボリシャノフとフランスの著名なトランペット奏者モーリス・アンドレに師事。
1989年から92年までレニングラード国立歌劇場管弦楽団のソリストとして演奏する。2002年よりロシア・ナショナル管弦楽団(ミハイル・プレトニョフ指揮)で活躍。1990年にハルコフのブラス室内アンサンブル大会で優勝したのをはじめ、1992年ニージニー・ノブゴロド記念全ロシアトランペットコンクールで見事優勝を飾る。その他ジュネーブの国際音楽コンクールで入賞(1996年)、サラトフのブラント記念コンクール(1996年)及びミュンヘン国際コンクール(1994年)で優勝、ドイツのマルクノイ・ヘルキン・コンクール(1998年)で特別賞を受け、イタリア、ドイツ、フランスで研鑽を積む。
サンクト・カペラホールなど、サンクトペテルブルグ屈指のホールでしばしばコンサートを開催し絶讃を浴びる。さらにロストロポーヴィチ、メニューイン、ショルティ、テミルカーノフ、ロジェストヴェンスキー、ケント・ナガノらが指揮する公演に参加。イギリス、スペイン、ノルウェー、エストニア、ベラルーシ、ブラジル、中国、ギリシャなど海外公演ものツアーにも多く参加している。
|