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HOMEフルートの名曲モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K.313  

フルートのしらべ ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる、究極の25曲
(CD2枚付き)



フルートあれこれ 
 

モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K.313

 
このフルート協奏曲第1番は1778年、モーツァルトが就職活動のために訪れていたマンハイムで作曲されました。フルートの特性が生かされたのびやかな作品で、古今のフルート協奏曲の中でも最も広く親しまれている作品です。

このフルート協奏曲はオランダの裕福な商人でフルートの愛好家であったフェルディナン・ド・ジャンという人物の注文で作曲されました。

注文は3曲の協奏曲と2〜3曲の四重奏曲ということでしたが、モーツァルトが作曲したのは2曲の協奏曲と3曲の四重奏曲、しかも協奏曲のうち1曲(第2番)は既存の作品(オーボエ協奏曲)を手直ししただけ、ということで報酬は約束の半分以下しか受け取れなかったといいます。


当時のフルートは楽器の構造が不完全で音が取りにくく演奏が困難であったことから、モーツァルトはフルートをあまり好まなかったといわれていますが、フルート協奏曲第1番は当時のフルートの音域を十分に駆使し、特色を生かした作品となっています。
 

 フルート協奏曲第1番ト長調 K.313 第一楽章
 

 フルート協奏曲第1番ト長調 K.313 第二楽章
 

 フルート協奏曲第1番ト長調 K.313 第三楽章
 

楽譜
オイレンブルクスコア モーツァルト フルート協奏曲 ト長調 (第1番) K 313 (オイレンブルク・スコア)
 

CD 
 モーツァルト:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K313 他
 


ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
グルック:精霊の踊り
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:シランクス
ビゼー:組曲「アルルの女」よりメヌエット
J.S.バッハ:「管弦楽組曲第2番」より“バディネリ”

J.S.バッハ:「管弦楽組曲第2番」より”ポロネーズ”
フォーレ:夢のあとに
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
プーランク:フルート・ソナタ
J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調  BWV1030
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲「ごしきひわ」
モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K.313
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲
J.S.バッハ:シチリアーノ
フォーレ:シシリエンヌ 作品78
ビゼー:「カルメン」より“間奏曲”