HOME 
HOME>フルートの種類  
フルートあれこれ 

フルートの種類

ピッコロ
 全管楽器の中で最も高い音を出す楽器です。ピッコロはフルートのちょうど半分の長さで、音域も1オクターブ上の音が出ます。構造はフルートとほぼ同じですが、足部管がなく、頭部管、胴部管の2つで構成されていて、頭部管は木製と金属製の2種類があります。フルートと同様C管です。
 
 


アルトフルート
アルトフルートは、フルートと同じ指使いでちょうど完全4度低いG管のフルートです。ふつうのフルートより少し大型になります。低、中音域は優雅で、柔らかな、豊かな音色を持っていますが、高音はいくらか硬い響きになります。 
 


バスフルート 
バスフルートは、フルートよりも二回り大きく、フルートより1オクターブ低い音が出ます。頭部管がU字に曲がっています。とても重たいので胴部管の中央部に楽器を支えるための支持棒が取り付けられています。吹奏楽やオーケストラではあまり用いられませんが、フルートアンサンブルでは中低音の要となります。
 
 


コントラバスフルート
コントラバスフルートは通常のフルートの2オクターブ下の音域をもつC管のフルートです。(チェロやトロンボーンの音域に近い)。形は大きな数字尾4の字型で、縦に構えて立って吹きます。ボン、ボンという残響のあるその暖かい音は強く印象に残ります。また最近では普通のフルートより、3オクターヴ下の音域を持つC管のダブルコントラバスフルートもあります。