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チェロの歴史 チェロあれこれ


 今日のスタイルのチェロが確立されたのは18世紀末以降のものであり、それまでには各種の形態や演奏法があったと推察されています。J.S.バッハと同時代の音楽辞典には、「チェロはイタリアの低音楽器でヴァイオリンのように演奏された。即ち部分的に左手で支えられた」と記されています。

 また、世界初のヴァイオリン奏法書といわれている、レオポルト・モーツァルトの「ヴァイオリン奏法」には、「かつては五弦であったが今は四弦しかない」「この頃は脚の間に挟んでささえられる」と記されており、ヴィオロン・チェロ・ピッコロ(小さなチェロの意)やヴィオラ・ポンポーザ(肩掛けチェロ)のような楽器が広くチェロという楽器であったことが記されています。

 18世紀以降になると、より大きな音が出せるように、指板が長くなり、駒や弓の形状にも手が加えられて現在のスタイルのチェロが確立されました。この改造後の現代仕様のチェロのことをモダン・チェロ、歴史的楽器で改造を受けていないものをバロック・チェロと言って区別することがあります。また、エンドピンで楽器を支えるという方法は19世紀後半になってから一般化したもので、それ以前は、ヴィオラ・ダ・ガンバのように両膝に挟んで弾いていました。

 

 










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