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 ユーフォニアム スタンダード100曲選

 

 

パワーアップ吹奏楽! ユーフォニアム

吹奏楽・ブラスの楽器 金管楽器


吹奏楽・ブラスの楽器 金管楽器 ユーフォニアム

ユーフォニアムについて
ユーフォニアムの種類
ユーフォニアムとテューバの違い
ユーフォニアムの名曲



ユーフォニアムについて

 ユーフォニアムはベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスが考案した金管楽器(サクソルン属)の一つで、一般的にB♭管で、幾重かに巻かれた円錐管と、通常4つのバルブ(弁)を持っています。吹奏楽やブラスバンドの中では、無くてはならない重要なポジションを担う楽器なのですが、オーケストラではほとんど出番がない楽器ですので、金管楽器の中でもいまいち認知度が低いようです。

 音域はテナーやテナー・バスのトロンボーンとほぼ同じ音域(中音域)を担当します。オーケストラでいえばチェロのような役割というところでしょうか。吹奏楽やブラスにおいてはソロも多く、対旋律、伴奏にと非常に多彩で忙しい役割を与えられている楽器です。

 音色は人の声のテナーと同じで、柔らかく丸みのある音色を奏でます。特に歌うメロディは聴いていて非常に心地よく感じられます。しかし合奏の中では音域の関係もあって埋もれてしまいやすい、のもこの楽器の特徴です。

 また兄弟楽器として「バリトン」があります。吹奏楽においてはユーフォニアムとは区別されることが少なく、基本的に同種のものとして扱われているようですが、ユーフォニアムと比べると全体的にやや小さく、ベルが細くて、音色はユーフォニアムよりも明るい音がします。

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ユーフォニアムの種類

アップライトベル・タイプ

体の前で構えるタイプで、ベルが上方に向いているタイプを
アップライトベルユーフォニアムといいます





フロントベル・タイプ

ベルが前方に曲がっているタイプをフロントベル・ユーフォニアムといいます。
フロントベル・タイプは音が前方に向かうため、
マーチングに用いられる他、レコーディング向きであるともされています。



ダブル・ベル・ユーフォニアム(ツイン・ベル・ユーフォニアム)

2つ以上の楽器の役割を1つにまとめたユーフォニアムです。
ヴァルヴの操作でトロンボーン・ベル(小さいほう)とユーフォニアム・ベル(大きいほう)が
瞬時に切り替わります。ユーフォニアム本来のベルとトロンボーンのような小さいベルの2つのベルを持った楽器です。
小編成の合奏に便利とされているようです。





マーチング・ユーフォニアム

マーチングやパレードで使用されるベルが正面を向いているユーフォニアムです。
古くはベルだけを曲げたものが使われましたが、現在ではトランペットのように両手で楽器を支えるタイプのものと、本体を肩に担ぐタイプのものがあります。マーチングバンドにか
かせない楽器です。

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ユーフォニアムとテューバの違い


 ユーフォニアムもテューバも先祖は同じ楽器です。このうちテナー・チューバのことをユーフォニアムと呼ぶことがあります。日本ではピストン式のヴァルブを持つ楽器を「ユーフォニアム」、ロータリー式のヴァルブを持つものを「テナー・テューバ」と区別して呼ぶ場合があります。

 ユーフォニアムは、サクソルン属のバリトンから派生した楽器で、20世紀になって確立した新しい楽器です。ユーフォニアムはトロンボーンとマウスピースの口径が同じで、管長も同じです。そのため同一の音域の楽器です。おなじくバリトンやテナー・テューバも同じ音域になります。
 
 以前は低音金管楽器を「大バス」、「中バス」、「小バス」といって分けていました。現在ではあまりききませんが、「大バス」はコントラバス・テューバを指します。テューバ属のうち管の長さがいちばん長い変ロ調(B♭管)とハ調(C管)の楽器がこれにあたります。大きさも「中バス」(バス・テューバ)よりさらに一回り大きく、音量も最低音で豊かです。ただ大きいぶん機動力は劣ります。


 「中バス」はバス・テューバを指します。変ホ調(E♭管)、へ調(F管)の調性を持つものがこれにあります。これらのテューバは管弦楽や吹奏楽における大編成の合奏から独奏に至るまで幅広い用途に用いられています。

 「小バス」はユーフォニアムと呼ばれ比較的小型のテューバを指します。ユーフォニアムはオーケストラではテナー・テューバと呼ばれることもあります。ユーフォニアムの音色は暗めですが非常に響きがあります。このほか、ユーフォニアムよりボアサイズ(管の太さ)が細い楽器にバリトンがあります。



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ユーフォニアムの名曲


 ユーフォニアムの音色は、トロンボーンやホルンにも似ているためか、一般的にはよく知られていない。ユーフォニアムの、人をほっとさせるような朗々とした音色がよく感じられる代表的な作品には、以下のようなものがある。

ホルスト:組曲「惑星」より火星
アルフォード:行進曲「ボギー大佐」
フィリップ・スパーク:「祝典のための音楽」
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」より「牛車」
フィリップ・スパーク:「パントマイム」



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金管楽器奏法革命 ~出せなかった音が出る~



 







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